関西遠征3weeks
4月21日京都
5月1・2日 大阪・京都
7・8日 尼崎・神戸
東名高速を総武線の如く乗りこなす3週間終わった。
どの日もとても楽しくて
そして僕は
とても単純なことを発見した
こんなに楽しい夜が東京にないから
僕たちは関西に行くんだな、と。
でももしかしたら
知らない土地ならどこでもいいのかもしれない。
東京には何もかもがあるし
何もかもがない。
ivyscopeの企画の出演を終え
すっかり空が白んできたきた朝五時に
僕たちは三宮を出発した。
当たり前にこうして打ち上げをして
じゃあまた来月ね、と簡単な別れを済ませ各々の帰路に就く。
電車で10分の人もいれば30分の人もいる
自転車で40分の人もいれば
車で8時間の人もいる。
多分おそらくそれだけの事なのだ。
それだけのことだから
僕たちは当たり前に生きてまた会わなければいけないんだよ。
人も箱もバンドも生きていればいいという極論は
こんな朝に、誰かがこぼした寝言に近い。
お客さんがくれたラスクを食べながら
慣れた東名高速をivyscopeの新譜を聞きながらひた走り
渋谷でメンバーをおろし
カメラマンのおっしーさんを上京先の家まで無事に送り届け
実家に車を返し、そして今職場のパソコンで僕は日記を書いている。
スーパーアトム11号の僕でも
さすがにひどく疲れ今すぐにでも布団で眠りたいところだが
HPの更新という事務作業が待っている。
日々、何かは枯れるから
何かを咲かせようとするのだろうか。
何か。
とはなんなんだろうか。
おそらく僕たちに必要なのは
計画性よりも無謀さ。勇気よりも好奇心なのだ。
ここしばらくはトーキョーで息をする。
曲を作りながら
君に会いにいくとしよう。
とりあえず明日9時出勤で翌5時上がりという
ライブハウスマンシフトをこなすために今日は早く帰って寝れるといいのだが。
東名を走る残像に興奮して
もう少し、仕事がはかどりそうだ。