靴をそろえてくれる人もいる
6月日付代わって6日
早すぎる5日間だった
沢山泣いた
沢山祈った
不謹慎と思った
何もかもが
5月31日にスタッフをやっているバンドのドラムが
網膜剥離、しかも重度。緊急搬送。
私のもとに連絡が来たときにはすでに病院内で検査しているという段階
ドラムの人と直接連絡が取れて
ごめんね、しかないいつにもない弱気な言葉の数々に
これは現実なんだと、知る。
心がついていかないまま、6月1日精密検査から即手術。
手術は無事成功。
ドラムレスでステージをこなす2人にも会いに行き
直接話が出来た。
弱音を、本音を吐いてくれて嬉しかったし
私も同じ気持ちだった。
ドラムの人は無事今日退院
まだまだ安静と油断は許されない日々だけど
ごめんね、なんて言わないいつものあの人に戻っていた。
レーシックだったことも知っていたし
ライブ中にスティックをぶつけてから半年くらいずっと
目が痛い。って言ってるのも聞いてた。
俺レーシックだから最悪失明だなんて笑って酒を飲んでいたことも知っていた。
色々な事を後悔して
いま、自分が出来ることをただただ探した。
大切な人が心から笑えていない日々っていうのは
心底生きた心地のしない日々だ、と思った。
私の6月は今日からスタート
本当に、気が気じゃない日々だったなぁ。
些細な優しさが
今になって見えてきた。
分らなかったなぁ。